こども(幼児)の昼寝について
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こども(幼児)にとって睡眠は、脳(記憶力の整理など)、身体の成長、体力の回復など、大人以上に重要な役割を果たしているので十分な睡眠時間を確保させてあげたいですよね。
また子どもがよく寝てくれると親としても安心できるだけでなく、自分たちの時間も持てるので、夜はもちろん、必要ならば昼寝もさせてあげたいものです。
しかし夜なかなか寝なかったり、昼寝しない子供だと心配になるし、親としても疲れますよね(^^;)。
睡眠時間も個人差や、毎日の習慣(起床、就寝時間)、運動時間(散歩時間)などによって違ってきますが、年齢別の子供の1日の理想的な睡眠時間、昼寝の必要性、昼寝のさせ方、昼寝しない影響などについてまとめていますので参考にしてください。
目次
年齢別こども(幼児)の理想的な睡眠時間の目安
子どもの睡眠時間については諸説あり、専門家や調査機関でも多少、見解が分かれるので一概には言えませんが、さまざまな情報をまとめると以下のような感じです。
生後~3ヶ月くらいまで
生後3ヶ月くらいまでの赤ちゃんの場合は昼寝という概念がなく、昼夜問わず、おっぱい(ミルク)以外はいつでも寝ていいのですが、基本的に2~3時間おきに起きるので、1日トータル14時間以上~の睡眠がとれていれば問題ないと言われています。
生後3~6ヶ月くらいまで
生後3~6ヶ月くらいの赤ちゃんの理想的な睡眠時間は12~14時間と言われており、生後3ヶ月を過ぎると夜に5、6時間ほどまとめて寝てくれるようになる赤ちゃんも増えるので、6、7時間ほど昼寝をしてくれれば1日12時間以上、睡眠時間が取れる計算になりますね。
生後6ヶ月~1歳くらいまで
生後6ヶ月を過ぎると大人と同じくらい、夜7時間以上寝てくれるようになる子供(幼児)も多くなり親としても楽になりますが、今度は夜泣きする子供も多いので、別の意味で大変になります。。
生後6ヶ月~1歳くらいの子供も1日12~14時間くらいの睡眠時間が理想とされているので、夜7時間寝るようになれば、日中は5時間ほど昼寝をすれば問題ないと思います。
生後1~2歳くらいまで
1歳を過ぎるとつかまり立ち、1人歩きができるようになり、日中体力を使うようになるので夜まとめて10時間ほど寝る子供(幼児)も珍しくありません。
1~2歳くらいの子供の理想的な睡眠時間は11~14時間ほどと言われているので、夜に10時間ほど寝るようになれば昼寝は1~2時間ほどで十分になりますね。
生後2~5歳くらいまで
体力がついてくる2歳を過ぎると走って飛び回ってとにかく動き回るようになるので、夜にまとめて10時間以上寝る子供(幼児)も多くなります。
2~5歳くらいの子供の理想的な睡眠時間は10~13時間ほどと言われているので、夜10時間以上寝ているのであれば昼寝をしなくても問題はないと言われており、実際2歳を過ぎたあたりから昼寝をしなくなる子供も多いようです。
わが家の2歳半の長男も2歳ごろからほとんど昼寝はしませんが、夜だけで10~12時間ほどまとめて寝ているので、昼寝をしなくても十分な睡眠時間が取れているようです。
生後5~7歳くらいまで
幼稚園や保育園に通うようになる子供(幼児)の理想的な睡眠時間は1日9~12時間と言われており、この時期にはほとんどの子供が夜だけの睡眠時間で十分で、昼寝をする子供のほうが少なくなります。
昼寝は時間よりも時間帯が重要
1歳以上の子供に昼寝をさせる場合、基本的に昼寝時間は1~2時間程度が目安で、2時間以上長い昼寝をすると夜なかなか寝なくなることが多いので、かわいそうだし、寝起きは機嫌が悪いかもしれませんが起こしたほうがいいかもしれません。
また睡眠時間以上に重要なのが昼寝をする時間帯です。理想は12~13時に昼寝をさせて、1~2時間寝させて、遅くても15時までには起こさなければ、今度は夜に寝なくなるので気を付けましょう!
子供の昼寝のさせ方(寝かしつけ方)
2歳までの子供や、2歳過ぎても夜の睡眠時間だけでは睡眠時間が足りていないような子供は昼寝をさせたいですが、昼寝に限らず子供の寝かしつけ方って難しいですよね。。
体力を消耗させる
午前中に公園で遊ばせたり、散歩に連れて行って体力を消耗させれば、自然と昼寝をする子供も多いと思います。
逆に1日中、家の中にいると体力を使わないので、昼寝はもちろん、夜もなかなか寝てくれません。。
もしも昼間に散歩に行けない場合でも、夕方1時間くらい散歩したり公園で遊ばせれば夜すぐに寝てくれることが多いですよ。
部屋を暗くして静かにする
子供も静かで暗いほうが寝やすいので、昼間はカーテンを閉めて薄暗くし、テレビなどを消して静かにすれば子供は寝やすくなると思います。
本を読んであげる
本(昔話などの本)を読んであげると子供は頭を使って色々考えたり想像して疲れるので、眠くなりやすいです。
トントンしてあげる
子供って母親と一緒に横になって身体をトントンされると、不思議と寝るんですよねー。わが家でも子供を寝させたいときは妻がトントンしてあげていますが、子供よりも先に妻が寝てしまうことも珍しくありません(^^;)。
車に乗せる
車(チャイルドシート)に乗せれば寝る子供も多いので、どうしても昼寝をさせたいときは車に乗せて少しドライブしてもいいかもしれません。
夕方以降の昼寝(夕寝?)は覚悟が必要
子供が昼寝をしてくれると親としても家事ができたり、休憩できるので、夜の睡眠時間だけでは足りない時は昼寝をして欲しいのですが、夕方16時以降に1~2時間ほど寝てしまうと夜寝かしつけるのが本当に大変です!
わが家でも妻が夕飯を作っているときに2歳半の長男が1人で遊んでいて、急に静かになったなーと思って見てみると寝てしまっていることがあり、やはりその時は夕飯を作ることに集中できるし、起こすのもかわいそうなのでそのまま1~2時間ほど寝させてあげるのですが、そうすると夜が大変です!
夕方に昼寝(夕寝?)をすると夜は本当に寝ません!例えば21時に布団に入って寝かしつけても結局寝たのが24時過ぎとか結構あり・・・、親としては疲れるし、寝不足になるしで本当に大変です。。
ですのでわが家では夕方、子供が眠そうにしていたら、早目にお風呂に入れたり、夕飯を食べさせて、なんとか19時以降に寝させるように頑張っています!
ただお風呂に入れれば目が覚めますが、眠そうにしているときにご飯を食べさすと、ご飯を食べながら寝ることもあるので注意が必要です!
それでも気付かないうちに夕方寝てしまったら、夜は長くなりそうだと諦めるしかありません(^^;)。
昼寝しない子供(幼児)の影響は?
理想的な睡眠時間をとるために2歳くらいまでの子供(幼児)は昼寝が必要ですが、2歳を過ぎると夜だけで十分な睡眠時間をとれる子供も多くなるので、それに伴い昼寝をしなくなる子供も多くなります。
ですので昼寝をしない子供の悪影響を心配する方もいるかもしれませんが、2歳を過ぎたあたりから昼寝をしなくなっても心配ないことが多いです。
また2歳を過ぎて昼寝をしない子供は、昼寝をしないので夜に早く寝てくれる⇒朝早く起きるといった、逆に生活リズムが整うことも多いです(わが家の2歳半の長男は昼寝をしないのに夜もなかなか寝てくれませんが・・・)。
1歳以上の子ども(幼児)の理想の1日
朝8時までに起床⇒朝ご飯をしっかり食べて⇒午前中は公園で遊んだり散歩をして⇒12時までに昼ご飯を食べて⇒12~13時の間に昼寝をして⇒1~2時間ほど昼寝をし⇒夕方17~18時くらいに夕飯を食べて⇒その後お風呂、歯磨きなどをして⇒夜20時までには寝る。
1~3歳くらいまでの幼児であればこれが1日のサイクルとしては理想ですが、まー難しいですよね。。
子供が1人だけならまだしも、子供が2人以上いたり、どちらか一方が幼稚園や小学校に通ったり(送り迎えが必要だったり)、お母さんが仕事をしていたり、お父さんの帰宅時間が遅いなど、色々な理由がありますが、このような理想的な1日を送っている子供(幼児)は少ないと思います。
それでも1日の生活リズムを整えたり、毎日の習慣(早寝早起きなど)が及ぼす影響は大きいと思うので、出来る範囲で理想的な1日を送れるように頑張りたいですね。