3ヶ月の赤ちゃんの乳児湿疹が治らないので皮膚科に行きました
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乳児湿疹は多くのあかちゃんで見られる症状で、産まれてから3ヶ月くらいまでは皮脂の分泌量が多いため(特に男の子)、ニキビみたいな乳児湿疹が出やすいのですが、生後3ヶ月以降は逆にお肌が乾燥してくるので脂漏性の乳児湿疹も生後6ヶ月ごろまでには治ることが多いと言われています。
わが家の2歳半の長男も乳児湿疹がひどかったのですが、特に薬を付けなくても生後半年くらいにはほぼキレイに治ったので(保湿剤は塗っていました)、生後3ヶ月の赤ちゃんも長男と同じで薬(ステロイド)を付けなくても放っておけば治ると思っていたのですが、3ヶ月過ぎても治るどころか悪化していたので、このままでは痒そうでかわいそうだし、親としても見ていて辛いので皮膚科を受診しました。
ちなみに3ヶ月の次男は、顔、耳、頭(汁が出ていました)、首の後ろ、腕に湿疹ができていました(´△`)。
3ヶ月の次男の湿疹
秋山皮膚科(岡山市北区)に行きました
実は長男も乳児湿疹がひどかった時にこの秋山皮膚科でお世話になり、その時にスキンケアの仕方や薬(ステロイド・保湿剤)について色々話を聞くことができて、信頼できる皮膚科だと思っていたので、生後3ヶ月の次男も秋山皮膚科で診てもらうことにしました。
この秋山皮膚科の治療方針としては、基本的にステロイドには頼らず、スキンケアなどを見なおしてみて症状の改善を目指すといった感じで(ステロイドを処方しないわけではありません)、生後3ヶ月のあかちゃんの湿疹を見て、「どのようなスキンケアをしているのか?石鹸は何を使っているのか?(固形石鹸?ボディーソープ?)薬(保湿剤)は何を使っているのか?ステロイドは使いたいのか?」などを聞いてきました。
そしてこの湿疹は「石鹸(すすぎ残し)が原因の可能性が高い」と言われました。
生後3ヶ月までの皮脂の分泌量が多いときは石鹸を使って良く洗ってあげることが大切と言われていますが、生後3ヶ月以降はお肌が乾燥してくるので、乾燥しているのに石鹸でゴシゴシ洗ったり、または優しく洗ってはいるがすすぎが不十分だと、それが原因で湿疹ができたり、湿疹が悪化することがよくあるみたいなんです。
基本的に子供(小学校高学年までの子供)は皮脂の分泌量がほとんどないので、石鹸などを使わず、シャワー(お湯)で軽く洗ってあげる湯洗だけで十分だと言われ(夏にあせもができている場合は別ですが)、約15分ほど時間をかけて薬(保湿剤)の塗り方、薬の特徴などを丁寧に説明してくれました(^^;)。
湿疹を見て「じゃー薬(ステロイド)出しときますねー。」と薬を処方して終わりの皮膚科が多いなか、この秋山皮膚科はかなり親身になって症状を見てくれると思います。
ただこの秋山皮膚科、ちょっとクセが強いんですよ(^^;)。。
院長は60代?で、院長の息子(20代後半~30代前半?)と2人で診察をされていますが、院長はかなり早口でこっちがよく聞いていないとたまに何を言っているか分からない時があるし、息子のお医者さんも院長とは違ったクセがあります(^^;)。
秋山皮膚科はちょっとクセが強いお医者さんなので好き嫌いが分かれるかもしれませんが、親身になって症状と向き合ってくれるし、よくあるステロイドを処方して終わりの皮膚科ではないので個人的には信頼できるお医者さん(皮膚科)だと思っています。
生後3ヶ月の赤ちゃんの乳児湿疹の治療法
生後3ヶ月の赤ちゃんの乳児湿疹を診てもらい、ハッキリした原因は不明ですが、石鹸(すすぎ残し)が原因の可能性があると言われたので、当面は入浴時の石鹸を中止し(湯洗のみ)、入浴後に秋山皮膚科で処方してもらった以下の薬を塗ることにしました。
秋山皮膚科で処方された薬(容器にペンで簡単な使用法を書いてくれます)
○亜鉛華単軟膏
ジュクジュクしている部分(あせも・汁が出ている部分など)に塗る。
○プロペト(白色ワセリン)
カサカサ乾燥している部分に塗る。
○プロペト(白色ワセリン)+亜鉛華単軟膏
カサカサ、ジュクジュクの混合肌部分に塗る。
○テラコートリル(最弱クラスのステロイド)
ステロイドはその強さによって5~6段階くらいに分類されていますが、テラコートリルは最も弱いクラスのステロイドで、プロペトなどの上から塗ることによってさらに作用が弱まり、短期間の使用なら副作用の心配が少ないと言われました(湿疹がひどいところだけに塗って長期間使用しないようにと念を押されました)。
この秋山皮膚科の治療法で生後3ヶ月の赤ちゃんの湿疹が良くなるのかは最低でも1ヶ月くらい経たないと分からないと思いますが、また症状に変化があったら報告したいと思います。
顔や頭をひっかくのでミトン(あかちゃん用手袋)を付けられている3ヶ月の赤ちゃん(^^;)
お風呂上がりの3ヶ月の赤ちゃん
秋山皮膚科(岡山市北区)の場所
秋山皮膚科は、桃太郎線の大安寺駅(岡山駅から2つ目)から歩いて4分ほどで、岡山西警察署、ケーズデンキ岡山大安寺店、岡山市立大野小学校、大野幼稚園の近くです。
わが家の場合はたまたま家の近くに信頼できる皮膚科があったので良かったですが、ただ近いからと言うだけで皮膚科(病院)に行くと痛い目に合う時があるので、どの都道府県、市区町村でもステロイドを安易に処方せず、親身になって湿疹などの皮膚炎に向き合ってくれるお医者さんは見つかると思うので、信頼できる皮膚科を探してみてくださいね。
[追記]
秋山皮膚科の言われたスキンケア等を行って2週間が経っても湿疹があまり改善されなかったので、秋山皮膚科で診てもらってから約2週間後の3~4ヶ月健診でアレルギー科のお医者さんに診てもらいました。
⇒3~4ヶ月健診で湿疹を診てもらいました